ゴム工業会からのお知らせ

外国人技能実習制度評価試験に関する情報

外国人技能実習制度は、我が国が先進国としての役割を果たしつつ国際社会との調和ある発展を図っていくため、技能、技術又は知識の開発途上国等への移転を図り、開発途上国等の経済発展を担う「人づくり」に協力することを目的としております。

当会は、2021年3月に厚生労働省から認定を受け、「ゴム製品製造」職種の試験実施機関として、外国人技能実習生の技能実習評価試験を実施しております。
尚、現時点、特定技能実習の対応職種ではありません。
試験に関する情報については、逐次準備しホームページにて掲載しますので、本ページをご確認ください。
 
外国人技能実習制度に関する当会へのお問い合わせは、下記問い合わせフォームからお願いいたします。
誠に申し訳ありませんが、電話による問い合わせは対応しておりません。ご遠慮ください。
 

New! ホームページをリニューアルしました。ホームページの内容を十分にご確認頂き、試験準備・受検申請を行ってください。

厚生労働省令追加の認定

 2021年3月16日にゴム製品製造が第2号技能実習への移行職種に追加認定され、3年間の外国人技能実習生受入が可能となりました。

技能実習計画審査基準・技能実習実施計画書モデル例・技能評価試験試験基準 target_blank

外部サイトに移動します。

ゴム製品製造は「7.その他(7-19-1、7-19-2、7-19-3、7-9-14)」にあります。

技能実習制度 移行対象職種・作業一覧 target_blank

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ゴム製品製造は「7.その他」にあります。

外国人技能実習制度についての詳細は以下のサイトをご参照ください。

厚生労働省 target_blank

外部サイトに移動します。

外国人技能実習機構 target_blank

外部サイトに移動します。

ゴム製品製造職種技能実習評価試験フローチャート <初級・専門級>

受検内容

受検申請の前に(審査基準の確認)

 ゴム製品製造にかかわる技能は多岐にわたりますが、技能実習評価試験としては、ベースとなる4つの加工作業の技能についての評価試験を行います。

1.成形加工作業、2.押出し加工作業、3.混練り圧延加工作業、4.複合積層加工作業(タイヤ・ベルト)
 
(注意)
実習開始にあたっては、審査基準に該当することを改めてご確認ください。 
※上記『厚生労働省省令追加の認定』の項参照該当する材料・作業に沿った試験内容が組まれておりますので、該当しない場合は評価試験を行うことができません。
※当会が審査基準に非該当であると判断した場合、厚生労働省の指示を仰ぎます。
 

外国人技能実習生受け入れ必要要件

  • 安全管理者または安全衛生推進者を選出していること
  • 作業標準(作業手順書等)があり、それに基づき実習ができること

  ※作業標準とは標準作業を行うための加工条件や作業手順、作業方法、その他注意事項等の諸標準をいいます。

  「作業手順書」の例は、下記をご参照ください。

 混練り圧延加工作業は、当会が定める「認定基準」に基づき認定登録した技能実習指導員が指導すること。

 

初級・専門級

 試験は技能実習場所での出張方式で行います。

名称  初級 専門級
活用目的  技能実習1年目の修得技能等の評価 技能実習3年目の修得技能等の評価
学科試験  言語 日本語(平仮名分ち書き+ヘボン式ローマ字) 日本語(漢字かな交じり+漢字にルビ)
 解答方法 真偽法(○×式) 多肢選択法+真偽法
 問題数 20問 30問
 試験時間  60分 
 実技試験  試験方法  製作等作業試験+判断等試験 
 試験時間 成形加工:70分
押出し加工:75分
混練り圧延加工:70分
複合積層加工:70分

成形加工:100分

押出し加工:100分
混練り圧延加工:102分
複合積層加工:100分
  合格基準

【学科試験】65点以上の得点

【実技試験】60点以上の得点
  受検資格 実務経験6ヶ月以上 実務経験24ヶ月以上
 評価する技能のレベル 

ゴム製品製造職種ごとの基本的な業務を遂行するために必要な基礎的な技能及びこれに関する知識のレベル

(技能検定基礎級相当)

ゴム製品製造職種ごとの初級の業務を遂行するために必要な技能及びこれに関する知識のレベル
(技能検定3級相当)

 

「実務経験」は、技能実習指導員が勤務する企業で、標準作業を決め、「作業手順書」等が整備された製造工程での実習をいいます。

実技試験では、判断等試験は筆記試験となり、学科試験と同じ会場で受検者全員一斉に行います。

製作等作業試験は工程で一名ずつ試験を行います。

実習でのポイントと参考資料

 

 
 
 学科試験  実技試験    実習のポイント
 判断等試験  製作等作業試験
 作業の危険な行動について  ○  ○ 作業の基本として、実習してしっかり身につけてください。
学科、判断等試験、製作等作業試験、すべての試験問題に関係します。
実習先の基準とは異なる点があるかもしれませんが、試験では資料に記載している事項に基づき採点をします。
(服装・保護具のルール、指差呼称のやり方)
 実技試験に適する服装と保護具(安全衛生)  ○  ○
 指差呼称とは(効果とやり方)  ○  ○  ○
 学科試験  過去問題  ○     試験の出題イメージをご確認ください。
実際の試験問題は用語集の内容を元に出題されます。
 用語集  ○ ○  ○  初級・専門級別に作成しています。学科試験だけでなく実技試験のヒントも用語集にあります。計画的に実習してください。
実習対象の加工以外のところからも一部出題されます。
実習先での定義と異なる点があるかもしれませんが、試験は資料に記載している事項に基づき採点をします。
 実技試験の概要 と 実習のポイント    ○  ○ 初級・専門級別に作成しています。(4加工すべて記載)。
判断等試験のイメージと、製作等作業試験の流れをご確認ください。
「実習のポイント」を追記しました。「製作等作業試験の課題と手順」も併せて確認頂き、日々の実習のなかで計画的に教育をお願いします
 製作等作業試験の課題の手順      ○ 初級・専門級別に作成しています(4加工すべて記載)。
試験で実際にやっていただく作業の手順を示しています。
また、実習者の実習・試験対策と併せて、試験会場の準備にもご活用ください。

 

試験参考資料(初級)

さぎょう での きけんな こうどう に ついて

実技作業に適する服装と保護具(安全衛生)

しさ こしょう とは(こうか と やりかた)

がっかしけん かこもんだい

複合積層加工作業については、2024年1月時点で試験実施実績がなく、2024年が初年度になるため、過去問題がありません。

 

実技試験問題は、「試験基準」の実技試験を参考にしてください。

ようごしゅう(しょきゅう)

ようごしゅう(しょきゅう) PDF  (162KB)

 2024年1月16日改訂しました

じつぎ しけん(しょきゅう)の がいよう と じっしゅう の ぽいんと

せいさくとうさぎょうしけん (しょきゅう) かだい の てじゅん

試験参考資料(専門級)

作業での危険な行動について(専門級)

 初級と同じです。

実技試験に適する服装と保護具(安全衛生)(専門級)

 初級と同じです。

指差呼称とは(効果とやり方)(専門級)

 初級と同じです。

学科試験 過去問題(専門級)

 初年度のため、過去問題はありません。

用語集(専門級)

用語集(専門級) PDF  (954KB)

 2022年7月20日改訂しました

実技試験の概要と実習のポイント(専門級)

実技試験の概要と実習のポイント(専門級) PDF  (764KB)

 2024年7月8日改訂しました

製作等作業試験の課題の手順(専門級)

製作等作業試験の課題の手順(専門級) PDF  (829KB)

 2024年10月22日改訂しました

受検手続きおよび受検申込書

受検手続き 申請から合否連絡の流れ

 受検申請から合否連絡の流れです。

 

    初級 専門級 
受検申請 申請時期  受検希望月の3ヶ月前まで 受検希望月の3ヶ月前まで
申請方法  なるべく早く監理団体より、外国人技能実習機構の「受検手続支援サイト(外部サイトに移動します)」のマニュアルに従い、実習生を登録してください。 なるべく早く監理団体より、外国人技能実習機構の「受検手続支援サイト(外部サイトに移動します)」のマニュアルに従い、実習生を登録してください。

確認連絡

当工業会で受検申請(実習生の登録)を確認でき次第、監理団体へ確認メール(受検申込書)を送付します。 当工業会で受検申請(実習生の登録)を確認でき次第、監理団体へ確認メール(受検申込書)を送付します。
請求・受検料振込時期 当工業会で受検申請(実習生の登録)を確認でき次第、宛名を監理団体名とした請求書を郵送します。 当工業会で受検申請(実習生の登録)を確認でき次第、宛名を監理団体名とした請求書を郵送します。
振込期日 請求書に記載の期日 請求書に記載の期日
申込 申込時期

受検希望月の2ヶ月前までに必着

※入国後3ヶ月後までは、申込を受付け出来ません。

受検希望月の2ヶ月前までに必着
 
 
申込方法
当工業会が送付した「受検申込書」に必要事項を記入し、顔写真を2枚同封した上で、当工業会へレターパック等でご郵送ください。
(※ 送付頂いた受検申込書の控えを保管してください。)
当工業会が送付した「受検申込書」に必要事項を記入し、顔写真を2枚同封した上で、当工業会へレターパック等でご郵送ください。
(※ 送付頂いた受検申込書の控えを保管してください。)
申込時、添付書類  (1)顔写真2枚(同一のものを2枚。1枚を受検申込書に貼付。もう1枚は同封。)
– 横3cm×縦4cm
– カラー・無背景・無帽の鮮明なもの
– 写真の裏に、氏名と生年月日を記入ください。
(2)在留カードの写し( カラーコピー/顔写真のページ)
(3)受検料の振込伝票の写し(受検申込書に貼付してください)
(1)顔写真2枚(同一のものを2枚。1枚を受検申込書に貼付。もう1枚は同封。)
– 横3cm×縦4cm
– カラー・無背景・無帽の鮮明なもの
– 写真の裏に、氏名と生年月日を記入ください。
(2)在留カードの写し( カラーコピー/顔写真のページ)
(3)受検料の振込伝票の写し(受検申込書に貼付してください)
申込書類郵送先 

郵便番号107-0051

東京都港区元赤坂1-5-26 東部ビル2階

一般社団法人日本ゴム工業会 宛

郵便番号107-0051

東京都港区元赤坂1-5-26 東部ビル2階

一般社団法人日本ゴム工業会 宛

試験 試験日の調整・連絡

試験監督者および補佐員のスケジュール調整を行った上で、試験日をメールにて監理団体へご連絡いたします。

なお、出張試験のため、試験実施において試験会場の準備が必要となりますので、当会よりメールで依頼する情報を期日までにご回答ください。

試験監督者および補佐員のスケジュール調整を行った上で、試験日をメールにて監理団体へご連絡いたします。

なお、出張試験のため、試験実施において試験会場の準備が必要となりますので、当会よりメールで依頼する情報を期日までにご回答ください。

受検関係書類 各監理団体宛てに受検関係書類を郵送します。 各監理団体宛てに受検関係書類を郵送します。
送付物

(1)試験案内書

(2)受検票

(1)試験案内書

(2)受検票

当日の流れ  (1)試験案内書に記載の受付時間に来場し、作業着や安全保護具など持参する物を忘れないでください。
(2)学科試験
(3)実技試験
※会場や受検者数によって、(2)(3)の順番は前後することがあります。また、受付時間から実際の試験までに待機いただくこともあります。ご了承ください。
(1)試験案内書に記載の受付時間に来場し、作業着や安全保護具など持参する物を忘れないでください。
(2)学科試験
(3)実技試験
※会場や受検者数によって、(2)(3)の順番は前後することがあります。また、受付時間から実際の試験までに待機いただくこともあります。ご了承ください。
合否連絡  連絡期日 ・試験終了後に、試験結果の合否通知書を発行します。
・試験翌月末日までに、合格証を各監理団体へ送付します。
※合格証・合格通知書の再発行は1通2,000円(税込)で承ります(着払いで郵送します)。
・試験終了後に、試験結果の合否通知書を発行します。
・試験翌月末日までに、合格証を各監理団体へ送付します。
※合格証・合格通知書の再発行は1通2,000円(税込)で承ります(着払いで郵送します)

 

外国人技能実習機構 受検手続支援サイト  target_blank

外国人技能実習機構にサイトに移動します。

トップページの「受検手続支援サイト利用の流れ」および「受検手続支援サイト利用者マニュアル」をお読みになり、実習生の登録をしてください。

受検申込書記入例

当工業会が送付した受検申込書に、下記記入例に基づき必要事項を記入し、レターパック等でご郵送ください。

受検申込書記入例(初級) PDF  (348KB)

受検申込書記入例(専門級) PDF  (357KB)

 2024年7月18日 初級の改訂と専門級の掲載をしました。

受検者が当日用意するもの

  1. 受検票
  2. パスポート
  3. 在留カード
  4. 筆記用具(鉛筆又はシャープペンシル、消しゴム)
  5. 実技作業に適する服装と保護具
  6. 実技試験で準備するもの

試験での注意事項 PDF  (124KB)

 2022年8月22日改訂しました。

受検料金

 

加工作業すべて共通
等級 初級 専門級
学科試験のみ 12,000円 12,000円
実技試験のみ 44,200円 44,800円
学科・実技同時試験 46,400円 47,000円
  • 一人あたりの料金です。
  • 上記金額は、消費税(10%)を含みます。
  • 出張試験の為、上記金額に加えて試験監督者等の交通費(遠方は宿泊費込み)が別途必要です。
  • 再試験の受検料金も上記料金と同じになります。
  • 同時期に受検可能な技能実習生がいる場合、可能な限り同日に試験を実施させていただきます。
  • 振込後に受検者の事情で試験をキャンセルした場合、受検料は返金いたしません。
  • 専門級の学科試験は任意試験となります。

交通費(宿泊費込み)

試験は技能実習場所での出張方式で行いますので、試験監督者等の派遣により発生する交通費(宿泊費込み)は、実費を別途請求いたします。

「出張試験に係る調査表」については、受検申込書とあわせてご提出ください。

出張試験に係る調査表 WORD  (18KB)

 2022年12月8日に改訂しました

混練り圧延加工作業技能実習指導員登録認定について

2024年10月28日に情報を更新しました。

混練り圧延加工作業については、技能実習生の安全確保を重視し、当会が定める「認定基準」に基づき認定登録した技能実習指導員が技能実習生を指導する制度としています。

技能実習指導員の登録認定を下記の通り開催いたします。

 

第14回 混練り圧延加工作業技能実習指導員登録認定説明会(講習会)

 

日時:2024年11月11日(月)13時30分~15時30分(予定)

開催方法:WebexによるWeb開催

申込期限:申し込みを締め切りました。

※定員に達した場合は、早めに締め切る場合があります。

後日、申込みが完了した団体に「混練り圧延加工作業技能実習指導員登録認定の流れ」をお送りいたします。

 

混練り圧延加工作業技能実習指導員登録認定の必須要件(1~4項の全て要件を満たすこと)

  1. 技能実習指導員又は技能実習指導員になる資格を有する方
  2. 安全衛生教育が出来る管理者の方
  3. 技能実習生を日々実習する法人又は個人事業主に属する方
  4. 混練り圧延加工作業の経験年数が5年以上の方

 

※当会の会員以外の企業(実習実施先の企業で監理団体は不可)の方でも上記要件を満たせば受講ができます。

(参考)外国人技能実習制度における養成講習について target_blank

 厚生労働省ホームページに移動します。

技能実習生受け入れ企業様へ

試験会場設営ガイド

試験は実習実施先での出張方式で行います。公平・公正な試験を実施するため、治工具・設備・会場レイアウト等に一定の基準を設定致しますので、ガイドに記載されたとおりに準備をお願い致します。

ゴム製品製造技能実習評価試験のための試験会場設営ガイド PDF  (442KB)

 2024年6月27日改訂しました

仕上げ加工実習用サンプルについて

  • サンプルのお申込みを確認後、1週間程度で請求書を郵送します。サンプル代の振込を確認後、成形加工用は1~2週間程度、押出し加工用は1ヶ月程度で郵送いたしますので、余裕をもってお申込みください。
  • サンプル品の1セットは、成形加工作業は10個単位、押出し加工作業は5本単位になっていますのでご注意ください。

 

<初級>

 <専門級>

仕上げ加工 実習用 サンプル (専門級)  PDF  (416KB)

 2024年6月27日改定しました

サンプル購入申込フォーム (専門級) target_blank

 2024年7月22日改定しました

一般教材の例

 ただいま準備中です。

監理団体の皆様へ

技能実習生受け入れ企業様と打ち合わせの上、お問い合わせください。

本職種に関する内容が全く理解できない団体からのお問い合わせについては、ご遠慮くださいますようお願いいたします。

よくあるご質問(FAQ)

お問い合わせ

外国人技能実習評価試験に関するお問い合わせについては、電話での対応をいたしません。

確認事項をお読みになったうえで、下記リンク先の問い合わせフォームをご利用ください。

回答には、1週間ほどかかる場合がございます。

なお、お問い合わせ内容によっては、お答えしかねる場合がありますのでご了承ください。

(個別の事案の対応はいたしません)

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